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DO-U 「月刊中小企業家」は東京中小企業家同友会が毎月発行している情報誌です


江口真由さん

社会保険労務士リーガルオフィス所長
1970年大阪生まれ 銀行、保険会社勤めのあと2001年に社会保険労務士の資格をとり独立
趣味は山登り。フードビジネス構想をするなかで水に興味をもち、水の本をよく読むようになった。目黒支部





 テレビドラマ「新選組!」が過去文学・映像化されたものとまったく異なるトレンディドラマ仕立てになっていることが話題になっている。これも時代なのだろう。そんな新しい時代を象徴するような社会保険労務士が江口さんだ。
 銀行勤務の十年間で金利の引き上げや、中小企業いじめもやった、そんな自分がいやになり、今後の人生は中小企業を守ることのできる仕事をしようと社会保険労務士の資格をとり、独立した。
 「法律どおりやっていては中小企業はやっていけない。たとえば、残業代の問題。法律に合わせて累積した未払い残業代を払うと企業は潰れてしまい、多くの労働者が路頭に迷う。私は、中小企業の実態から出発して、どうしたらそれをうまく解決できるかを日々考えています」
 「社会保険労務士は雇用を守るのが仕事と思っていますが、雇用を守るためには企業を守り、活性化させることが大切です。一生かける仕事と思って頑張ります」
 笑顔できっぱり言い切る江口さんの信念は固い。そして、実行に移すときの発想が柔軟である。
 「社会保険労務士が、中小企業経営者に本当にお役に立つためには雇用を経験しなければと人を雇うことから始めました」
 事務所ではアルバイト二人を含む三人のスタッフを雇い、人育てにも力を入れている。
 また、近々、高齢者雇用のモデルケースとして、親族が行う会社で十割そばを中心としたラインアップのフード事業を展開する。高齢者雇用はこれから重大な問題になるが、企業は積極的ではない、だから自らが経営に携わる会社で企業人として実践してみるという。
 「社会保険労務士は、企業の抱える潜在的または顕在化されたリスクを回避する守りの仕事をすることが多いのですが、攻めの提案もできたらいいなと思います。
 今回ご縁が重なりフードビジネスをはじめることになりましたが、夢は、仕事をしたい方々にどんどん手伝っていただいて、そこからまた新たな雇用を生み出していくことです」
 また、若手社労士仲間とNPOを立ち上げ高齢者雇用のプランづくりをする準備も進めている。同友会に新しい刺激をもたらす予感がするニューフェースだ。

(武藤)

 
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