経営者Q&A

新たにロゴマークを使う場合の留意点について(2022年4月)

【Q】会社のロゴマークを表示している例をよく見かけますが、ロゴマークはどのような役割があるのでしょうか?
 

【A】会社のロゴマークは、会社の理念などのコンセプトを視覚的にわかりやすく伝えるために使われるもので、会社のイメージを一瞬で想起できるのでお客様の記憶に残り、他社と区別しやすくなります。

 

【Q】ロゴマークをデザイナーなどに依頼するときの注意点は何ですか?
 

【A】コンセプトや会社のイメージ・色の希望など、できるだけ具体的に伝えます。制作されたロゴマークには著作権があるので、以後のトラブル回避のためデザイナーから著作権を譲り受けておくことをお勧めいたします。

 

【Q】ロゴマークは商標ですか?
 

【A】商標は、自分と他人の商品やサービスを区別するために使うものです。そのため、ロゴマークを商標として使用する場合は商標権侵害の問題が生じてしまいます。通常、デザイナーのロゴマーク作成に際しては商標調査しない場合が多いので、商標として使用する予定があれば、ロゴマークを決める前に同一又は類似する商標が登録されていないかどうかを確認します。また、デザイナーとの契約の際には、ロゴマークについて商標権などを取得できるような内容にしておきます。

 

【Q】ロゴマークを使うときの注意点は何ですか?
 

【A】使う前に色や書体、別の文字や図形と一緒に表示しないことなどを決めておきます。表示の仕方がバラバラになると統一性がなくなるのでお客様に覚えてもらえなくなるためです。

 

【Q】ロゴマークを使い始めた後に、同じロゴマークを使っている会社を見かけた場合はどうすればいいでしょうか?
 

【A】ロゴマークに著作権があるので、著作権侵害に該当するので警告することができます。また、商標権を取得している場合には、相手が商標として使用しているのであれば商標権侵害として警告をすることができます。

 

【Q】ロゴマーク制作に関する経費はどのように扱いますか?
 

【A】ひとつの考え方として、ロゴマーク制作料が20 万円以下であれば広告宣伝費、20 万円以上であれば繰延資産(開発費)・併せて商標権を取得した場合は固定資産(10年間で定額償却)となります。

 

 

斎藤 理絵(豊島支部)
斎藤知財事務所
弁理士
TEL:090-8087-6110
FAX:03-6712-8885
HP: https://saito-chizai.com/
e-mail: saito@saito-chizai.com

 

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