中小企業家群像

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学びと挑戦で 激変する時代を生き抜く
株式会社アイワコピー 松岡 豊 氏(足立支部)

voice_201910.jpg株式会社アイワコピー(足立支部)

代表取締役
松岡 豊氏

東京都足立区西新井本町2-27-15
設  立 1985 年
資本金 1300 万円
従業員数 28 名
事業内容 印刷、セルフコピー、製本加工、スキャニング、図面の電子化、下水完了図、メッセージカード「こころ花」

 

 尾久橋通りと交差する環七通り、その通り沿いにある青い三階建ての㈱アイワコピー本社ビルに伺った。
 アイワコピーは、工業用及び建設用図面の電子化(スキャニング)や製本を行っている。昭和62年に、大型図面やCADデータの印刷といった情報の「複写」を主力事業として創業した。時代とともに複写業から複写情報加工業へと変化をしてきた。
 周辺技術の進展によるプリンターの普及・高度化、環境問題への対応強化等によって、顧客ニーズや競争環境が大きく変化してきた業界である。図面も、従来は紙への出力が中心業務で、その早さと質がポイントだった。しかし、近年の情報の電子化や紙を使わない情報の利用が進み、顧客のニーズも変化した。実際に、アイワコピーでも図面をスキャンしてデータとして納品している。時代は変化しても、アイワコピーの提供する価値の本質は、「情報を利用しやすいかたちとして提供すること」であり、創業から近年ITの進展によって、「利用しやすいかたち」がさらに大きく変化していく。
 アイワコピーは兄隆司氏(現会長)とともに創業、以来二人三脚で経営にあたり、豊氏は数年前に社長を引き継いだ。兄弟の硬いパートナーシップが現在のアイワコピーをつくった。
 アイワコピーは風通しがよく、新事業への挑戦も進んでいる。実際に従業員の柔軟な発想が商品を生み出している。2階には大型のプロ仕様の10色の色紙が使えるセルフコピー機が並ぶ。そして、オリジナル商品であるメッセージカード「こころ花」。従業員のアイデアを既存設備のみを活用して開発した。もらった側はうれしくなる可愛いデザインで、宝塚歌劇団から発注があったほど。
 松岡氏の同友会入会のきっかけは、兄である隆司氏が千葉県同友会の市川浦安支部で活動していたことによる。千葉は遠いからと足立支部に入会した。市川浦安支部での学びには大きな刺激があり、今でもその親交は続いている。
 足立支部では支部長として3年間支部運営に取り組んだ。氏の例会報告をきっかけに入会してくれた方がいたときはとても嬉しかったと言う。会社の事業承継と同じように、支部でも自分の学んだことを後進に引き継ぎたいと語る。
 業種は違っても同じ経営者という立場で、切磋琢磨し成長していけるところが同友会のよいところで、誰かが何かに挑戦して結果を出したら、「自分も負けてられるか」となるところがいい。優しく語る笑顔の裏に負けん気の強さが隠れていた。刺激を受け合いながら成長していける環境が同友会にはある。
松岡氏は事業承継も念頭に置いている。後継者になるものには現場での柔軟な発想に加え、環境の変化にも対応していける経営力が必要で、それを身につけるためには、十分な教育をしてからだと考えている。この辺りにも同友会らしさが見受けられる。
 今後も大きく変化する競争環境下においても、アイワコピーは、社長の意志を引き継ぎ、学びと挑戦で、「お客様に頼りにされる会社・オフィスパートナー」として成長を続けていくだろう。

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