中小企業家群像

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個性ある先輩社長の背中をみて 社長業を学ぶ
株式会社カサイ 笠井市造 氏(杉並支部)

voice_201912.jpg株式会社カサイ(杉並支部)

代表取締役会長
笠井市造 氏
東京都板橋区小茂根3-17-4
設 立 昭和32 年7 月1 日
資本金 2000 万円
従業員 46 名
年 商 20 億円
事業内容 住宅及び商業施設の室内装飾資材
(壁紙・カーテン・カーペット・ふすま紙・ファッション床材・ブラインドetc)の卸売・流通

 

 

創業は


 大正14年生まれの父は義務教育終了後、襖紙を主要取扱商品とする文京区音羽の金輪紙店に入店した。第二次大戦の開戦により、徴用で中島飛行機に勤務、終戦まで戦闘機の製作に当たっていた。終戦後金輪紙店に復職、10年後、結婚と同時に杉並区高円寺で独立創業、60年代は襖紙中心の商売だったが70年代以後壁紙を主力とした商売への転換が始まった。
 業界初の価格セレクト版壁紙見本帳「クリーンカット」のカサイオリジナルを発売し、大型総合見本帳の全盛当時、数社の売れ筋商品をセレクトしコンパクトで持ちやすく、打ち合わせも効率的な見本帳として好評を得た。
 80年代以降は床仕上げ材と窓周り関連商品を主要商品に加えトータルインテリア商社に発展した。


杉並での開業

 

 杉並という地域は二度に渡り人口が大幅に増えた地域で一度目は関東大震災のあと、下町から人々が移り住み、お寺も多く移ってきた。二度目は戦災のあと、多くの人々が移り住んで来て人口が急激に増えた地域だ。昭和20年代から30年代に多くの人々が山の手の中野杉並に移り住んできた。人口上昇で住宅の需要が多くなり内装材の需要も増えた。日本橋からの建築関係移住者、大工職人が多く、今日の材料・明日の材料を買って現場に向かって仕事をする。
 東京が西へ西へと発展する中で、内装材も多く使われるようになり、中野杉並に建築関係の需要が増えた。材木屋さんも多い。建築関係は元々日本橋が中心だったが、震災、大戦からの復興で西へと開発が進められ、地域卸をするには場所的にも条件がよかった。


二代目ということですが


 二代目と創業者の苦労は異質だと思う。創業者の場合は、何もないところから作り出すわけで失敗してもダメモト。初めから何もなかったんだという考え方があるが、二代目はそうはいかない。すでにあるものを引き継いで伸ばしていかなければならない、それ以下にはするわけにはいかないというプレッシャーがある。


業界団体の役職を受ける


 現在は本業の他に業界団体の東京内装材料協同組合の理事長と、全国の日本内装材連合会の会長をしており、社長からはあまり手を広げないようにとお叱りを受けているそうだ。更に他の一般社団法人の理事長もやることになり、社業とは関係のないことで忙しい日々を過ごしている。
 なぜかというと、役員のなり手が少ない、世代間ギャップで、団塊の世代は多いが我々の世代は少ない。私たちの世代は小学校1学年3クラスだった。中学も4クラスで団塊の世代と比べると少ない。この状況がしばらく続き、周りを見ても役員のなり手が少ない状況だそうだ。


同友会には


 同友会に入会したのはバブルの頃で採用が大変な時期、共同求人があったからだ。
沖縄求人で沖縄に6年ぐらい通い、合説(合同企業説明会)の担当などをしたり、当時専務だった笠井さんは、個性ある社長たちの背中から社長とはどうあるべきか、所作振る舞いを勉強させてもらった。
 2003年から杉並支部長に就任、4年間支部長を務め、支部長在任中に14名の会員増を果たした。今後も同友会活動を深めていきたいと抱負を語った。

 

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