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空間がつくりだす 「美しさ」と「豊かさ」の追求 ~建築設計のプロフェッショナル集団~ 株式会社空間デザイン 阿部弘明 氏(豊島支部)

voice_202105.jpg株式会社空間デザイン (豊島支部)
代表取締役
阿部 弘明 氏

設  立:1996 年
資 本 金:1000 万円
事業内容:建築設計・工事監理・建物
調査・耐震診断
社 員 数:24 名
     大阪13 名、東京11 名[内 女性10 名、パート7 名]
住  所:東京オフィス
     東京都豊島区巣鴨4-12-19-2F
     大阪オフィス
     大阪府吹田市垂水町3-24-1-402

 

 ㈱空間デザイン、英語名で「Space Design Architects Company( SDA )」。事業内容を的確に表している社名である。阿部弘明さんのクリエイターとしてのセンスを感じる。
 1996年、大阪市で空間デザインを起業し、本社は故郷の奈良市に置いた。2001年に事務所を吹田市に移転し本社とした。
 奈良市で生まれ育ち、関西の大学に進学し、大手建設会社に就職したが2年で辞めて設計会社に転職した。大手建設会社では、儲かるか儲からないかが基準で、お客様にとっていいものを設計しようと頑張ったが、上司からは工事で利益の出る設計をしろと言われた。やりたい仕事ではないと飛び出した。自分が納得する設計をしたいと転職したのである。
 その事務所が、関西国際空港での設計が取れて関西出身なので担当することとなった。面接していた東京本社で採用、同日付で大阪勤務となった。仕事は空港島貨物ターミナル全体の設計だった。関西を中心として様々な設計の仕事を経験し、1996年に独立した。独立したが仕事がない。会社の看板を背負っていたからだったと痛感した。設立の挨拶状も出していない。ただ会社をつくっただけでは仕事が来るはずがない。協力会社の人から懇々と説教され、仕事を貰うことになった。建設業は景気の波を大きく受ける。様々な波を受けながら経営者として育っていった。まず大阪同友会入会、引っ越しと共に東京同友会に移籍した。大阪同友会には二人の妹さんが入会している起業家兄妹である。中同協の全国総会で当時代表理事だった河原八洋さんに出会い豊島支部に所属した。現在豊島支部長である。
 東京2020オリンピック・パラリンピックをめがけて成田空港のトイレの改修プロジェクトがあった。かつて大阪メトロのトイレ改修の仕事に携わっていた実績があったので、そのコンペに参加し見事に獲得、第一、第二ターミナルの100ヵ所以上のトイレの設計をした。和モダンの洒落たトイレだ。さすが、建築設計のプロ集団、センスの高さを感じる。コロナ禍で国外の観客を入れずに開催することになったことは誠に残念である。
 空間デザインはワークライフバランス推進の柱として、健康経営に取り組み、「健康経営優良法人」認定を受けた。また、東京と大阪と事務所が分かれている事もあり、仕事量の平均化をするためにもと、いち早くテレワークを取り入れていた。様々な補助金を使い社内整備を進めて、フレックス制度、在宅ワークも含め、色々な働き方を模索していた。そこにコロナ禍で、一気に整備を進めたそうである。子育て中の女性の在宅ワーク等、多様な働き方の可能性も追求している。
 趣味は何かと尋ねると「大阪時代はテニスで、東京に来てからはスカッシュですね。高校・大学時代は吹奏楽をやっていて、サックスを吹いていました。予備校時代にコンサートや吹奏楽コンクールに出ていました。阿呆じゃないかと思いますね。音楽は続けるのが難しいので今はスカッシュです。妻とは音楽で知り合い、家族全員楽器をやっています。時々コンサートも開いているようです」と笑う。

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