中小企業家群像

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居心地のよい空間づくり 楽しみながら喜んでいただける仕事をする 株式会社アルテ 仁科 江里子 氏(足立支部)

voice_202208.jpg株式会社アルテ
代表取締役
仁科 江里子 氏(足立支部)

【会社概要】
創  業 1994年
従業員数 6名
事業内容 オフィス・店舗・住宅の設計・施工・管理
所 在 地 東京都千代田区岩本町 3-9-4   
     SHIMADA 秋葉原ビル 1階 
H  P  http://www.arte-design.jp/

 

 東京都千代田区にある岩本町駅。駅前の大通りには人通りが多く、アクセスのよい洗練されたオフィス街に事務所を構える㈱アルテの仁科江里子さんを訪れた。
 仁科さんは埼玉県加須市に生まれ、大学で幼児教育を学んだ。起業前は幼稚園の先生をしていたという。23歳で結婚、2人の子どもにも恵まれ10年間専業主婦をしていた。子どもが10歳と8歳になり、デザインの仕事が大好きだったこともあって、学校へ通うより実践がよいと日本橋人形町の設計事務所で働きはじめた。7年間設計事務所に勤務し、図面づくりやお客様との打合せや現場の勉強をした。
 40歳の節目に起業した。仕事をしている中で「結果を出したい」と思いが強くなり、小さなオフィスを借り、アルバイト二名を雇って㈱アルテを設立。仕事は原状回復工事や法人の移転工事が多く一括受注工事ができ「面白い」と思った。お客様は法人が多かったので千代田区秋葉原にて事務
所を構えた。当時の建築業界は男の世界だったので打合せの時にお客様にびっくりされたことが多かったそうだ。私生活においても2人の子どもの受験、ご主人の転職と自分の会社設立が重なった大変な時期でもあったが家族の協力により乗り越えることができた。起業したのはバブルがはじけてから。周りからは1年もてばよいと思われていたかもしれないと言う。今までで3500万円くらいの未回収金があるが、10年以上前から少しづつ返してくれる方もいるそうだ。
 経営者として「自分の気持ちをわかってくれない、評価もしてくれない、同じ温度で仕事しているのに」と悩んだこともある。男性中心の世界に踏み込んでいたので先輩や職人の方々に「教えてください!」と頭を下げ、一生懸命に学んだ。今は形になる達成感もあり、仁科さんの空間デザインをよろこんでいただくことが嬉しいと笑顔。
 同友会には当時足立支部長だった㈲ハマダエンタープライズの浜田肇さんに「同友会に来てみない?」と誘われて、足立支部に入会した。「会社が千代田区なのになぜ足立支部なの?」と聞かれることが多かったそうだ。
 入会してよかったことは、経営者の皆さんと同じ目線でいろいろな事が話せること。今年度から女性部部長として活躍している。「女性部はとても楽しい。共有できる話題がたくさんあり楽しく交流、楽しく学び、楽しく参加しています」と笑顔いっぱいの仁科さん。
 「私の持ち味は話題の引き出しがたくさんあることです。特に女性のお客さまとはすぐに良い関係ができるんです。相手とのコミュニケーションを大切に経営していきたいですね。そして大切にしているのは、まだ使えるものを大切にすること、再利用をして未来に貢献していきたいです」。
 インタビューの最初から最後まで満面の笑みで応え続けてくれた仁科さん。経営者、妻、母、そしておばあちゃんの1人4役を楽しんでいる姿に女性経営者のたくましさとしなやかさを見た。

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